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近畿2府4県の国宝三重塔

近畿2府4県の国宝三重塔をご紹介します。

近畿2府4県には国宝三重塔が9つあります。(全国では14件)





まず三重塔とは 
ウィキペディアより
三重塔(さんじゅうのとう)は、仏教の祖である釈迦の舎利(遺骨)をおさめる仏塔の形式の一種。同種のものに五重塔などがある。

仏塔は、古代インドにおいて仏舎利(釈迦の遺骨)を祀るために紀元前3世紀頃から造られ始めたストゥーパに起源をもちます。古代インドのストゥーパは饅頭形(半球形)のものでありましたが、この形式が中国に伝えられると、楼閣建築の形式を取り入れて高層化するようになりました。こうした楼閣形の層塔は朝鮮半島を経て日本へ伝えられました。木造の層塔は日本に多く残っており、中国、朝鮮半島における遺例はごく少ない。

日本では、各地の仏教寺院や神社などに木造の三重塔や五重塔があり、地区のランドマークとなっているものも多い。木造塔のほか、石、瓦、鉄製の塔もあり、近代以降は鉄筋コンクリート造の塔もあります。多層塔としては他に七重塔、九重塔、十三重塔などがありますが(層の数は奇数にほぼ限定されている)木造の七重塔、九重塔の現存するものはありません。奈良県の談山神社には木造十三重塔がありますが、これは楼閣形の塔ではなく、二重から十三重までの屋根は密に重なっていて、屋根と屋根の間にはほとんど空間がありません。

中国の層塔は最上階まで登れるものが多いのに対し、日本の木造三重塔は、現代の感覚で言う三階建ではなく、内部は軒を支えるために複雑に木組みがなされており、上層に登ることはできないのが普通です。




2010.10.2 ついにすべての三重塔を拝観し、写真に収めることができました。

ひとつひとつ紹介していきましょう。



まずは奈良県の「法起寺」の三重塔です。
法起寺 三重塔

国宝「法起寺三重塔」
天武13~慶雲3(684~706)
三間三重塔婆、本瓦葺
法起寺三重塔は我が国最大最古の三重塔です。建立は慶雲3年(706年)。
高さ24メートルで、日本の木造塔は方三間(正側面のいずれにも柱が4本並び、柱間の数が3つになるという意味)が原則だが、この塔は初層・二層の柱間が3間、三層の柱間が2間という特殊な形式になります。

世界遺産「法起寺」には建造物があまりありません。
しかしこの三重塔は1300年の歴史を見てきた重要な建物です。
未来永劫残ることを願います。





続いては奈良県の「当麻寺」の「東塔」と「西塔」です。
当麻寺

国宝「当麻寺東塔」
奈良時代
三間三重塔婆、本瓦葺
当麻寺

国宝「当麻寺西塔」
平安前期
三間三重塔婆、本瓦葺

「西塔」と「東塔」いずれも三重塔です。
東塔は初重が通常どおり3間(柱が一辺に4本立ち、柱間が3つあるという意味)であるのに対し、二重・三重を2間とする特異な塔だそうです(日本の社寺建築では、柱間を偶数として、中央に柱が来るのは異例)。これに対し、西塔は初重、二重、三重とも柱間を3間としています。また、屋根上の水煙(すいえん)という装飾のデザインを見ると、西塔のそれはオーソドックスなものですが、東塔の水煙は魚の骨のような形をした、変わったデザインのものである(ただし、創建当初のものではないらしい)。細部の様式等から、東塔は奈良時代末期、西塔はやや遅れて奈良時代最末期から平安時代初頭の建築と推定される。東西の塔にデザインや建築時期の違いは若干あるものの、近世以前の東西両塔が現存する日本唯一の例として、きわめて貴重なものであるそうです。

「東塔」「西塔」共に小高いところに建っていて、ツーショットで見るとそれはもう最高です。





続いては奈良県の「興福寺」にある三重塔です。
興福寺

国宝「興福寺三重塔」
鎌倉前期
三間三重塔婆、本瓦葺
時間をかけて探索した僕の興福寺で一番のおすすめは、国宝「三重塔」でしょうか。
北円堂と並んで興福寺で最古の建物だそうです。
境内よりちょっと低いところにひっそりと建っていて趣のある建物ですよ!
康治2年(1143年)、崇徳天皇の中宮・皇嘉門院により創建され現在の塔は治承4年(1180年)の大火後まもなく再建された鎌倉建築だそうです。

「興福寺」と言えば「五重塔」というイメージかも知れませんが、この「三重塔」も立派です。
後ろの建物がちょっと残念ですけど。





続いては奈良県の「薬師寺」の「東塔」です。
薬師寺

国宝「薬師寺東塔」
天平2(730)年
三間三重塔婆、毎重もこし付、本瓦葺
現在「薬師寺」に残る建築のうち、奈良時代(天平年間)にさかのぼる唯一のものだそうです。総高34.1メートル(相輪含む)。日本に現存する江戸時代以前に作られた仏塔としては、東寺五重塔、興福寺五重塔、醍醐寺五重塔に次ぎ、4番目の高さを誇るそうです。
薬師寺東塔は一見六重に見えますが、実は三重の塔だそうです。
これは各層に裳階[もこし]と言われる小さい屋根があるためで、この大小の屋根の重なりが律動的な美しさをかもし出し「凍れる音楽」という愛称で親しまれているそうです。

この三重塔だけは他のものと違って細長く見えます。
大変綺麗な「薬師寺」の伽藍の中でもひときわ目立つ建物です。
国宝ではありませんが「西塔」もあります。
「薬師寺」の伽藍は形も綺麗に整っていて素晴らしいと思います。





続いては滋賀県の「西明寺」の三重塔です。
西明寺

国宝「西明寺三重塔」
鎌倉後期
三間三重塔婆、檜皮葺
初重の内部、須弥壇中央には大日如来坐像を安置し、四天柱には大日如来の脇侍仏である三十二菩薩と宝相華、八大龍王、八天画、伽陵頻迦、法華経の図解等が画かれていて鎌倉時代の壁画としては国内唯一のものであるといわれているそうです。
お寺の建造物の配置ってよく似ているのでしょうか?
常に塔を写真に撮ろうとすると逆光なんですよね?
塔をいい角度から見ようとすると太陽の光の中に現れるんですよね。全部がそうではありませんけど経験上そう思うんですが?本当に立派な「三重塔」です。

元亀2年(1571年)の織田信長による「比叡山延暦寺」の焼き討ちの際、この「西明寺」も焼き討ちにあったのですが、「二天門」「本堂」「三重塔」は難をまぬがれたそうです。
本当によかった。そうでないと僕はここに来ていないでしょうからね。
国宝「本堂」と「三重塔」が並んで建っています。
このツーショットは一見の価値ありです。





続いては滋賀県の「常楽寺」の三重塔です。
常楽寺

国宝「常楽寺三重塔」
応永7(1400)
三間三重塔婆、本瓦葺
釈迦如来座像が安置されています。また来迎壁に釈迦説法図が極彩色で描かれています。
四天柱に諸菩薩、内法壁に十王図、真言八祖図が描かれています。(非公開)

平地に国宝「本堂」があり、後ろの小高い所に「三重塔」が建っています。
このツーショットの光景は絶品ですよ。





そして最後は京都府の「浄瑠璃寺」の三重塔です。
浄瑠璃寺

国宝「浄瑠璃寺三重塔」
治承2年(1178年)
三間三重塔婆、檜皮葺
浄瑠璃寺流記事によると治承2年(1178年)、京都の一条大宮から移建したとするが、もともとどこの寺院にあったものか不明であるそうです。構造上の特色は、初層内部には柱がないことで、心柱は初層の天井から立てられているそうです。浄瑠璃寺に移築された後、初層内部に仏壇を置きその上に薬師如来像(重文、秘仏)が安置されました。周囲の壁には十六羅漢像などの壁画が描かれています。

僕が今までに見た国宝三重塔の中では唯一の朱塗りの建物です。
池を挟んで建つ国宝「浄瑠璃寺本堂」(九体阿弥陀堂)との風景は絵に描いたような美しさです。



そして最後は「一乗寺」の三重塔です。
一乗寺

国宝「一乗寺三重塔」
平安後期 承安元年(1171)
三間三重塔婆、本瓦葺
伏鉢(屋根上、相輪の下部にある半球状の部材)の銘から、承安元年(1171年)の建立と判明。平安時代にさかのぼり、建立年代の明らかな塔として日本でも稀有のものです。塔身部の逓減率(初重から三重に向かって小さくなる率)の大きいことが特色です。

「一乗寺」の伽藍は急斜面を利用してできています。
段々畑のように何段もの段の上に建造物が配置されています。
この9件の国宝三重塔の中では一番険し所に建っていると言えると思います。

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