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国宝彫刻(仏像)その五 「観音菩薩像」

いろいろ出費がかさんで当分探索に出れそうもないので、自宅でいろいろ勉強中です。

今回も国宝彫刻(仏像)について書いていきたいと思います。

少しでも旅の参考になればと思っています。



今回で「仏像の種類別説明と保有寺紹介」は5回目となります。

その一「阿弥陀如来像」はこちら
その二「薬師如来像」はこちら
その三「釈迦如来像」はこちら
その四「大日如来像」と「慮舎那仏像」はこちら

前4回で「如来」について書きました。今回からは「菩薩」についてです。

「菩薩」にもいろいろな種類がありますが、「観音菩薩」(いわゆる観音さん)から紹介します。

日本には国宝彫刻(仏像)が126件あります。
そのうち近畿2府4県に121件が存在しているのです。

仏像は、如来、菩薩、明王、天の四つのグループ(部)に分けられます。このほか、羅漢や祖師像を含めた尊像を広く仏像ということもあります。

今回紹介する「観音菩薩」は「菩薩」になります。

「観音菩薩」にも本当にいろいろな種類があります。(結構むずかしいんです)

このブログのテーマは「国宝」ですので、とりあえず「国宝彫刻」にある「観音菩薩像」を抜粋して紹介しておきます。


さて日本には国宝「観音菩薩像」が23件あります。
全てが近畿2府4県にあります。
種類がたくさんあるので種類別に紹介しますと

聖観音
通常の一面二臂(「臂」(ひ)は手の意)の観音像を聖観音といいます。
*薬師寺(奈良県)(観音菩薩立像)(白鳳時代)

十一面観音
頭上に東西南北を向いた10の面を有し、本面と合わせて11面となります。すべての方角を見て、あらゆる人を救済してくれることを意味します。
*向源寺(滋賀県)(十一面観音立像)(平安時代)
*観音寺(京都府)(十一面観音立像)(天平時代)
*六波羅蜜寺(京都府)(十一面観音立像)(平安時代)
*道明寺(大阪府)(十一面観音立像)(平安時代)
*法華寺(奈良県)(十一面観音立像)(平安時代)
*聖林寺(奈良県)(十一面観音立像)(天平時代)
*室生寺(奈良県)(十一面観音立像)(平安時代)

千手観音
千本の手を有し、それぞれの手に1眼があり、千の手と千の眼で人々を救済してくれることを意味します。像としては、四十二手で千手を表すことが多く、それぞれの手に持物を有します。十一面を有することが多い。
*三十三間堂(京都府)(千手観音坐像)(鎌倉時代)
*法性寺(京都府)(千手観音立像)(平安時代)
*広隆寺(京都府)(千手観音立像)(平安時代)
*葛井寺(大阪府)(千手観音坐像)(天平時代)
*興福寺(奈良県)(千手観音立像)(鎌倉時代)
*唐招提寺(奈良県)(千手観音立像)(天平時代)
*道成寺(和歌山県)(千手観音立像・菩薩立像)のうち(平安時代)

不空羂索観音
手に羂索(けんじゃく、人の悩みをとらえて救済するための縄)を持ち、三眼である(額に、縦に第3の目を持つ)。
*広隆寺(京都府)(不空羂索観音立像)(平安時代)
*興福寺(奈良県)(不空羂索観音坐像)(鎌倉時代)
*東大寺(奈良県)(不空羂索観音立像)(天平時代)

如意輪観音
「如意宝珠」と「法輪」を持つ。左脚を折り曲げ、右脚を片膝にして両足裏を付けた輪王座という独特の座り方をしており、右肘をついて頬に手を当てています。六臂のものが多い。
*観心寺(大阪府)(如意輪観音坐像)(平安時代)
*中宮寺(奈良県)(如意輪観音像)(飛鳥時代)

その他の観音
*法隆寺(奈良県)(百済観音像)(飛鳥時代)
*法隆寺(奈良県)(救世観音像)(飛鳥時代)
*法隆寺(奈良県)(夢違観音像)(白鳳時代)
*法隆寺(奈良県)(九面観音像)(天平時代)

僕はどちらかというと「如来」より「菩薩」の方が好きかもしれません。

なにか親しみが湧くような気がするんですけどどうでしょう。

「如来」はすでに悟りを開いた仏様であるのに対して、「菩薩」はまだ修行中の仏様。

そのあたりかもしれません。

まだまだ肉眼で拝観していない仏様がたくさんあります。

大阪に住んでいながら大阪の3件のうち1件もまだ見られていません。
*葛井寺(大阪府)(千手観音坐像)(天平時代)
*道明寺(大阪府)(十一面観音立像)(平安時代)
*観心寺(大阪府)(如意輪観音坐像)(平安時代)
です。
今年の4月18日には3件共に開帳されますので必ず行きます。
あと
*法隆寺(奈良県)(救世観音像)(飛鳥時代)
*向源寺(滋賀県)(十一面観音立像)(平安時代)
*法華寺(奈良県)(十一面観音立像)(平安時代)
*法性寺(京都府)(千手観音立像)(平安時代)
もまだ肉眼では拝観できていません。
*六波羅蜜寺(京都府)(十一面観音立像)(平安時代)は「辰年11月17日」にしか開帳されないそういです。
まだまだ完全制覇は遠い先のことです。



ここで「菩薩」について紹介しておきます
ウィキペディア(Wikipedia)より
菩薩(ぼさつ)とは、成仏を求め(如来になろうとして)修行を積む人の意味です。

一般的な姿は上半身に条帛(じょうはく)を纏って、下半身に裳を着け、天衣(てんね)を両肩から垂れ下げています。髻を結い上げて宝冠を頂き、また瓔珞(ようらく)、耳叙゚(じとう)、腕釧(わんせん)、臂釧(ひせん)、足釧(そくせん)などの装飾品をしています。地蔵菩薩だけは頭を丸めて宝冠もつけず、僧の姿で表わされます。

如来のような印は結ばず、それぞれ持物(じもつ)を持っています。弥勒菩薩を除き、多くが立像として表されます。


観音菩薩について
ウィキペディア(Wikipedia)より
観音菩薩(かんのんぼさつ、觀音菩薩)、梵名アヴァローキテーシュヴァラ(अवलोकितेश्वर [Avalokite醇{vara])は、仏教の菩薩の一尊であり、特に日本において古代より広く信仰を集めている尊格です。「観世音菩薩」または「観自在菩薩」ともいいます。「救世菩薩」(くせぼさつ・ぐせぼさつ)など多数の別名がある。一般的には「観音さま」とも呼ばれます。

起源
「観音菩薩」という名称の由来は、後述のように梵語のアヴァローキテーシュヴァラの意訳から生じたとする説が有力です。しかし、エローラ石窟群、サルナートなどインドの仏教遺跡においても観音菩薩像と思しき仏像が発掘されていることから、その起源は中国への仏教伝来よりも古いものとも考えられ、ゾロアスター教においてアフラ・マズダーの娘とされる女神アナーヒターやインド神話のラクシュミーとの関連が指摘されています。

名称の由来
梵名のアヴァローキテーシュヴァラとは、ava(遍く)+lokita(見る、見た)+醇d醇{vara(自在者)という語の合成語との説が現在では優勢です。玄奘三蔵による訳「観自在菩薩」はそれを採用していることになります。

鳩摩羅什(くまらじゅう)の旧訳では観世音菩薩と言い、当時の中国大陸での呼称も、観世音菩薩でありました。これには、観音経(妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五)の趣意を取って意訳したという説があります。また、中央アジアで発見された古いサンスクリット語の『法華経』では、「avalokitasvara」となっており、これに沿えばavalokita(観)+ svara(音)と解され、また古訳では「光世音菩薩」の訳語もあることなどから、異なるテキストだった可能性は否定できません。唐の二代目皇帝李世民の名から避諱により、”世”の文字は使用出来なくなったため、唐時代以後の中国大陸では、以後、観音菩薩と呼ばれるようになり定着しました。

玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)以降の新訳では観自在菩薩と訳しています。観自在とは、智慧をもって観照することにより自在の妙果を得たるを意味します。また衆生に総てを畏れざる無畏心を施す意で施無畏者、世を救済するので救世大士ともいいます。

性別
観世音菩薩は、「慈母観音」などという言葉から示されるように、俗に女性と見る向きが多い。これは、たとえば地蔵菩薩が観音と同じ大悲闡提の一対として見る場合が多く、地蔵が男性の僧侶形の像容であるのに対し、観音は女性的な顔立ちの像容も多いことからそのように見る場合が多い。しかし、経典などでは釈迦が観音に向かって「善男子よ」と呼びかけ、また「観音大士」という言葉もあることから、本来は男性であったと考えられていますが、観音経では「婦女身得度者、即現婦女身而為説法」と、女性には女性に変身して説法するともあるため、次第に性別は無いものとして捉えられるようになりました。また後代に至ると観音を女性と見る傾向が多くなりました。これは中国における観音信仰の一大聖地である普陀落山(浙江省・舟山群島)から東シナ海域や黄海にまで広まったことで、その航海安全を祈念する民俗信仰や道教の媽祖信仰などの女神と結びついたためと考えられています。したがって、観音の性別を法華経の「変成男子(へんじょうなんし)」と関連して論じる向きもあるが、これは関係ないとされます。

普門示現
観音が世を救済するに、広く衆生の機根(性格や仏の教えを聞ける器)に応じて、種々の形体を現じる。これを観音の普門示現(ふもんじげん)といいます。法華経「観世音菩薩普門品第二十五」(観音経)には、観世音菩薩はあまねく衆生を救うために相手に応じて「仏身」「声聞(しょうもん)身」「梵王身」など、33の姿に変身すると説かれている。

西国三十三所観音霊場、三十三間堂などに見られる「33」という数字はここに由来する。なお「三十三観音」とは、この法華経の所説に基づき、中国及び近世の日本において信仰されるようになったものであって、法華経の中にこれら33種の観音の名称が登場するわけではありません。

この普門示現の考え方から、六観音、七観音、十五尊観音、三十三観音など多様多種な別身を派生するに至りました。

このため、観音像には基本となる聖観音(しょうかんのん)の他、変化(へんげ)観音と呼ばれるさまざまな形の像があります。阿弥陀如来の脇侍としての観音と異なり、独尊として信仰される観音菩薩は、現世利益的な信仰が強い。そのため、あらゆる人を救い、人々のあらゆる願いをかなえるという観点から、多面多臂の超人間的な姿に表されることが多い。



少しは参考になったでしょうか?

素晴らしい国宝彫刻(仏像)を見に貴方も旅に行ってみませんか?

まだまだ国宝彫刻(仏像)には、たくさんの種類があります。

これからもぼちぼち紹介させていただきたいと思います。

それではまた!

国宝彫刻(仏像)
その一「阿弥陀如来像」へ

その二「薬師如来像」へ

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その五「観音菩薩像」へ

仏(仏像)の種類と起源」へ

近畿2府4県の国宝彫刻(仏像)へ

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