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国宝彫刻(仏像)その七 「その他の菩薩像」

娘の高校受験が終わるまでは、じっと休みの日も自宅待機しようと思っていますので、その間はずっと資料をまとめたりしようと思っています。

さて今回も国宝彫刻(仏像)について書いていきたいと思います。

少しでも旅の参考になればと思っています。



今回で「仏像の種類別説明と保有寺紹介」は7回目となります。

その一「阿弥陀如来像」はこちら
その二「薬師如来像」はこちら
その三「釈迦如来像」はこちら
その四「大日如来像」と「慮舎那仏像」はこちら
その五「観音菩薩像」はこちら
その六「弥勒菩薩像」はこちら

さて今回は「菩薩」部の「観音菩薩像」と「弥勒菩薩像」はご紹介してきましたので、その他の国宝菩薩像をご紹介したいと思います。

日本には国宝彫刻(仏像)が126件あります。
そのうち近畿2府4県に121件が存在しているのです。

仏像は、如来、菩薩、明王、天の四つのグループ(部)に分けられます。このほか、羅漢や祖師像を含めた尊像を広く仏像ということもあります。




「観音菩薩像」と「弥勒菩薩像」以外の国宝「菩薩像」を紹介します。

*大倉集古館(東京都)(普賢菩薩騎象像)(平安時代)
*神護寺(京都府)(五大虚空蔵菩薩坐像)(平安時代)
*教王護国寺(東寺)(京都府)(五大菩薩坐像)(平安時代)
*平等院(京都府){雲中供養菩薩像)(平安時代)
*興福寺(奈良県)(無著、世親菩薩立像)(鎌倉時代)
*興福寺(奈良県)(文殊菩薩坐像)(鎌倉時代)
*東大寺(奈良県)(日光、月光仏立像)(天平時代)
*法隆寺(奈良県)(地蔵菩薩立像)(平安時代)
東京都の「大倉集古館」以外は全てが近畿にあります。
この中で僕の記憶に残っているものは、教王護国寺(東寺)の「講堂」に安置されている「五大菩薩坐像」です。
金剛波羅密多菩薩を中心に周囲に金剛宝菩薩、金剛法菩薩、金剛業(ごう)菩薩、金剛薩曙煤iさった)の各像を配します。
中尊像以外の4躯が国宝に指定されています。

東寺の「講堂」内はこの「五大菩薩坐像」以外にも「五大明王像」「五知如来像」「四天王」、「梵天」、「帝釈天」の二十一躯の仏像が安置され羯磨曼荼羅(立体曼荼羅)を構成しています。これら諸仏は、日本最古の本格的な密教彫像であり、空海没後の承和6年(839年)に開眼供養が行われていますが、全体の構想は空海によるものとされます。

とにかく「講堂」内全てが素晴らしいです。

残念ながら「平等院」は「鳳凰堂」内を拝観できなかったので肉眼ではまだ見ていません。
「神護寺」の「五大虚空蔵菩薩坐像」も「多宝塔」内は普段公開されていません。

でもいつか必ず見に行きたいと思っています。

教王護国寺(東寺)の「講堂」内部です。
東寺 講堂 立体曼荼羅
パンフレットより


東寺 講堂 立体曼荼羅
立体曼荼羅

パンフレットより


その他「釈迦三尊像」「薬師三尊像」「阿弥陀三尊像」の脇侍の「菩薩」もあります。
釈迦三尊像
*法隆寺像の脇侍は「薬王菩薩」と「薬上菩薩」(金堂安置)
法隆寺釈迦三尊像
国宝法隆寺「釈迦如来及両脇侍像」
絵はがきより


薬師三尊像
薬師三尊の脇侍は「日光菩薩」を左脇侍、「月光菩薩(がっこうぼさつ)」を右脇侍とします。
*薬師寺像(奈良県)(薬師三尊像のうち、金堂安置)
*法隆寺像(奈良県)(薬師三尊像のうち、大講堂安置)
*醍醐寺像(京都府)(薬師三尊像のうち、霊宝院安置)

薬師寺 月光菩薩
国宝薬師寺 月光菩薩

薬師寺 薬師如来
国宝薬師寺 薬師如来

薬師寺 日光菩薩
国宝薬師寺 日光菩薩


阿弥陀三尊像
阿弥陀三尊の脇侍は「聖観音」を左脇侍、「勢至菩薩」を右脇侍とします。
*中尊寺金色堂像(岩手県)(中央壇・左壇・右壇の3組)
*仁和寺像(京都府)(阿弥陀三尊像のうち、金堂安置)
*三千院像(京都府)(阿弥陀三尊像のうち、往生極楽院安置)
*清涼寺像(京都府)(阿弥陀三尊像のうち、旧棲霞寺本尊)
*浄土寺像(兵庫県)(阿弥陀三尊像のうち、快慶作、浄土堂安置)
*法隆寺像(奈良県)(阿弥陀三尊像のうち、橘夫人厨子安置)

仁和寺 阿弥陀三尊像
国宝仁和寺「阿弥陀三尊像」
パンフレットより


清涼寺 阿弥陀三尊
国宝清涼寺「阿弥陀三尊像」
パンフレットより




ここで「菩薩」について紹介しておきます
ウィキペディア(Wikipedia)より
菩薩(ぼさつ)とは、成仏を求め(如来になろうとして)修行を積む人の意味です。

一般的な姿は上半身に条帛(じょうはく)を纏って、下半身に裳を着け、天衣(てんね)を両肩から垂れ下げています。髻を結い上げて宝冠を頂き、また瓔珞(ようらく)、耳叙゚(じとう)、腕釧(わんせん)、臂釧(ひせん)、足釧(そくせん)などの装飾品をしています。地蔵菩薩だけは頭を丸めて宝冠もつけず、僧の姿で表わされます。

如来のような印は結ばず、それぞれ持物(じもつ)を持っています。弥勒菩薩を除き、多くが立像として表されます。



地蔵菩薩につて
ウィキペディア(Wikipedia)より
地蔵菩薩 (じぞうぼさつ)、サンスクリット語クシティ・ガルバ(क्षितिघर्भ [kSiti gharbha])は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」と言います。また持地、妙憧、無辺心とも訳されます。三昧耶形は如意宝珠と幢幡(竿の先に吹き流しを付けた荘厳具)、錫杖。種子(種字)はカ (ha)。

大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包みこみ、救う所から名付けられたとされます。一般的には「子供の守り神」として信じられており、よく子供がよろこぶお菓子が供えられています。

一般的に、親しみをこめて「お地蔵さん」、「お地蔵様」と呼ばれます。

緒Z利天に在って釈迦仏の付属を受け、毎朝禅定に入りて衆生の機根(性格や教えを聞ける器)を感じ、釈迦の入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩であるとされます。


普賢菩薩について
ウィキペディア(Wikipedia)より
普賢菩薩(ふげんぼさつ)、梵名サマンタ・バドラ (समन्तभद्र [samanta bhadra])は、大乗仏教における崇拝の対象である菩薩の一尊。四七日の仏とされます。

三昧耶形は剣、五鈷杵。種子(種字)はアン(aM)、ウーン(huuM)。

梵名のサマンタ・バドラとは「普く賢い者」の意味であり、彼が世界にあまねく現れ仏の慈悲と理知を顕して人々を救う賢者である事を意味します。また、女人成仏を説く法華経に登場することから、特に女性の信仰を集めた。密教では菩提心(真理を究めて悟りを求めようという心)の象徴とされ、同じ性格を持つ金剛薩曙狽ニ同一視されます。そのため普賢菩薩はしばしば金剛薩曙狽フ別名でもある金剛手菩薩(こんごうしゅぼさつ)とも呼ばれます。

中国・四川省の峨眉山が普賢菩薩の霊場とされ、文殊菩薩とともに釈迦如来の脇侍を勤めます。


文殊菩薩について
ウィキペディア(Wikipedia)より
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、梵名マンジュシュリー (मञ्जुश्री [maJjuzrii])は、大乗仏教の崇拝の対象である菩薩の一尊。一般に智慧を司る仏とされます。

文殊は文殊師利(もんじゅしゅり)の略称。また妙吉祥菩薩(みょうきっしょうぼさつ)などともいいます。曼殊室利等とも音写し、妙吉祥、妙徳、妙首などとも訳します。文珠菩薩とも書く。 三昧耶形は青蓮華(青い熱帯スイレンの花)、利剣、梵篋(ヤシの葉に書かれた経典)など。種子(種字)はマン(maM)。

「文殊師利般涅槃経」によると、舎衛国の多羅聚落の梵徳というバラモンの家に生まれたとされます。また一説に釈迦十大弟子とも親しく仏典結集にも関わったとされる。「維摩経」には、維摩居士に問答でかなう者がいなかった時、居士の病床を釈迦の代理として見舞った文殊菩薩のみが対等に問答を交えたと記され、智慧の菩薩としての性格を際立たせています。この教説に基づき、維摩居士と相対した場面を表した造形も行われています。

文殊菩薩はやがて「維摩経」に描かれたような現実的な姿から離れ、後の経典で徐々に神格化されていきます。釈迦の化導を扶助するために菩薩の地位にあるが、かつては成仏して龍種如来、大身仏、神仙仏などといったといわれ、また未来にも成仏して普見如来といいます。あるいは現在、北方の常喜世界に在って歓喜蔵摩尼宝積如来と名づけられ、その名前を聞けば四重禁等の罪を滅すといわれ、あるいは現に中国山西省の清涼山(五台山)に一万の菩薩と共に住しているともいわれます。また「法華経」では、過去世に日月燈明仏が涅槃した後に、その弟子であった妙光菩薩の再誕が文殊であると説かれます。

なお、これらはすべて大乗経典における記述によるものであり、文殊菩薩が実在したという事実はありません。しかし文殊は観世音菩薩などとは異なり、モデルとされた人物が存在していたと考えられており、仏教教団内部で生まれた菩薩であると考えられています。

文殊菩薩が登場するのは初期の大乗経典、特に般若経典です。ここでは釈迦仏に代って般若の「空(くう)」を説いています。また文殊菩薩を「三世の仏母(さんぜのぶつも)」と称える経典も多く、「華厳経」では善財童子を仏法求道の旅へ誘う重要な役で描かれるなど、これらのことからもわかるように、文殊菩薩の徳性は悟りへ到る重要な要素、般若=智慧です。尚、本来悟りへ到るための智慧という側面の延長線上として、一般的な知恵(頭の良さや知識が優れること)の象徴ともなり、これが後に「三人寄れば文殊の智恵」ということわざを生むことになりました。

また、中国の娯楽小説『封神演義』には普賢真人、文殊広法天尊という仙人が登場しており、彼等が後に仏門に帰依しそれぞれ普賢菩薩、文殊菩薩となったという設定になっていますが、これは後世の全くの創作です。

中国においては、山西省の五台山が文殊菩薩の住する清涼山として古くより広く信仰を集めており、円仁によって日本にも伝えられています。

また中国天台宗系の史書である『仏祖統紀』巻29には、「文殊は今、終南山に住み給えり。杜順和上はこれなり」と、中国華厳宗の祖である杜順を文殊菩薩の生まれ変わりであるとしています。

建州女真族の本尊とされ、その名にちなみ満洲(満州)と自称。ホンタイジ以降、全ての女真族の呼称に代え満洲族と呼称するようになった。したがって満州の名は文殊が語源であるとされてます。

日本においては、奈良時代の僧行基が文殊菩薩の生まれ変わりだという伝説があります。



以上がその他の「菩薩」についてです。

少しは参考になりましたでしょうか?

素晴らしい国宝彫刻(仏像)を見に貴方も旅に行ってみませんか?

まだまだ国宝彫刻(仏像)には、たくさんの種類があります。

これからもぼちぼち紹介させていただきたいと思います。

それではまた!

国宝彫刻(仏像)
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その二「薬師如来像」へ

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仏(仏像)の種類と起源」へ

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