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葛井寺(ふじいでら) 2010.4.18 国宝「千手観音坐像」(せんじゅかんのんざぞう)開帳と地図

まずは「葛井寺」の動画をご覧下さい。




2010.4.18 大阪の国宝彫刻3件のご開帳を探索しました。

「観心寺」の国宝「如意輪観音坐像」「道明寺」の国宝「十一面観音立像」と探索し、最後は藤井寺市の「葛井寺」の国宝「千手観音坐像」を残すのみとなりました。

「道明寺」を後にした僕は、バイクでならほんの10分ぐらいで行ける所にある「葛井寺」を目指しました。

「葛井寺」は近鉄「藤井寺駅」のすぐ近くにあります。
葛井寺




葛井寺について
ウィキペディア(Wikipedia)より
葛井寺(ふじいでら)は、大阪府藤井寺市藤井寺一丁目にある真言宗御室派のお寺です。藤井寺、剛琳寺とも称します。山号は紫雲山。本尊は千手観音。開基は、聖武天皇の勅願により行基と伝えられています。西国三十三箇所第五番札所。

歴史

寺伝では神亀2年(725年)、聖武天皇の勅願で行基が創建し、古子山葛井寺(紫雲山金剛琳寺)の勅号を得たとされ、平安時代になって平城天皇の皇子・阿保親王が再興したとされています。近世の地誌類や再興勧進帳でも以上の寺伝を踏襲しているが、実際は百済王族の子孫である渡来人系氏族葛井(藤井)連(ふじいのむらじ)の氏寺として、8世紀中頃に創建されたと推定されます。なお、平安時代初期に寺を再興したと伝えられる阿保親王の母も藤井氏です。

中世以前の沿革については史料が乏しく、必ずしも明確でありませんが、本尊千手観音坐像は奈良時代の作品であり、境内から奈良時代の古瓦が出土することなどから、創建が奈良時代・8世紀頃にさかのぼることは間違いありません。境内出土の瓦の1つに久安3 年(1147年)の銘があり、その頃に造営事業が行われたことが推定されます。平安時代後期から観音霊場として知られるようになり、西国三十三所観音霊場が成立すると、その一つに数えられるようになりました。

永長元年(1096年)には、大和国賀留の里の住人・藤井安基が、荒廃した伽藍を修理したと伝えます。南北朝時代には楠木正成が陣をしいたことがあるなど、たびたび兵火にさらされました。

当寺の伽藍は東西2つの三重塔をもつ薬師寺式伽藍配置でしたが、明応2 年(1493年)の兵火と永正7年(1510年)の地震で堂塔を失い、現存する建物は近世以降の再建です。


ここで僕の大好きな国宝のご紹介

彫刻
*千手観音坐像

以上



葛井寺
「南大門」

「南大門」をくぐり早速境内へ。

ここ「葛井寺」も探索は2度目になります。

前回は残念ながら国宝「千手観音坐像」を見ることができませんでした。

しかし今回は開帳日に合わせてやってきました。

本当に楽しみです。

現在の「葛井寺」も「道明寺」同様僕が今までに探索したお寺の中では大きい方ではありません。

「南大門」から見渡しただけで境内が一望できる程度の広さです。

しかしこの日は本尊のご開帳日ということもあって屋台も出ていてたくさんの人でにぎわっていました。

葛井寺
「四脚門」(西門)

慶長6 年(1601 年)豊臣秀頼によって再興されました。切妻造、本瓦葺。

ここ「葛井寺」のおもな建造物をご紹介しますと

まず「南大門」をくぐり左手に「阿弥陀二十五菩薩堂」があります。

葛井寺
「阿弥陀二十五菩薩堂」

お堂の前の藤棚がとてもきれいでした。

やはり「藤井寺」と藤の花はなんか関係があるんでしょうか。

葛井寺
「出世地蔵」


そして「阿弥陀二十五菩薩堂」の向かい側には「大師堂」があります。
葛井寺
「大師堂」


「大師堂」の左に見える松の木を「旗掛けの松」(三鈷の松)と言います。

南北朝時代、楠正成が本尊に戦勝祈願をしたとき、菊水の旗を掛けた木とされています。

この時、三人の息子に、この松葉(三葉になっています)のように三人が力を合わせ一つになって武士道に励むよう誓わせたといいます。

葛井寺
「弘法大師修行像」


葛井寺
「専心龍乗観世音菩薩」


葛井寺
「青銅鳥居」


葛井寺
「紫雲石灯篭」


そして「南大門」からみて正面に「青銅鳥居」「紫雲石灯篭」そしてその奥に「本堂」が建っています。

葛井寺
「本堂」

江戸時代、宝暦3 年(1753年)上棟の棟札があり、竣工は安永5年(1776年)。

葛井寺

ここに今日のお目当てのご本尊「千手観音坐像」が安置されています。

そして「本堂」の西側に「護摩堂」があります。

葛井寺
「護摩堂」


葛井寺
「弘法大師お手掘り井戸」

僕は素直に「弘法大師」がお堀になられた井戸だと信じます。

葛井寺


一通り「葛井寺」を見て回ったあといよいよご本尊を拝観すべく「本堂」の中へ。

ついにご対面の時をむかえました。

ご本尊は内陣中央の厨子の中に座っておられました。

葛井寺
国宝「千手観音坐像」(十一面千手千眼観世音菩薩像)
パンフレットより

国宝「千手観音坐像」(せんじゅかんのんざぞう)(十一面千手千眼観世音菩薩像)
本堂宮殿内に安置される千手観音像。毎月18日以外は公開されない秘仏。8世紀半ばごろの作で、記録によれば鎌倉期には六角宝殿内に安置されていたといいます。八稜形框に宝瓶が据えられた五重蓮華座上に坐し、像高(髻頂部まで)は 130.2cm(頂上仏面を含めた像高は144.2cm)。本体の十一面観音像は胸前で合掌し、本手を中心に1039本の大小の脇手が円形に展開しています。
合掌する本手を含む本体は大陸から伝来した脱活乾漆法(麻布を漆で貼り重ねて像の形をつくる)で造られ、これに木心乾漆の大小手(脇手)を組み合わせた構造で、X線透視による内部調査では天平前期乾漆像の特徴を示しています。

脇手は持物をもつ大手38本、小手1001本(右脇手519本、左脇手520本)で、それぞれの掌には墨書による眼が描かれており、現在では一部の墨描が残存していますが、創建当初にはすべての脇手に墨描があったと考えられています。大小脇手は独立し、像の背後に立てた2本の支柱に打ち付けられており本体とは離れていますが、正面から見ると像本体から千手が生えているように見えます。

日本に現存する千手観音像としては最古のものの一つ。脇手の一部、頭上面の一部、持物のすべて、台座蓮弁の大部分などを後補とする。彫像の千手観音像は40 本(合掌手2本を合わせて42本)の手で「千手」を代表させるものが多いが、本像のように実際に千本の手を表現する千手観音像は少ない(本像のほかには唐招提寺金堂像などがある)。千手観音は「千手先眼観世音寺大悲心陀羅尼経」において経説が記されていますが、「千手先眼陀羅尼経」では千手千眼をもつ観音菩薩は定印手なしの四十手(合掌手を含め四十一手)の像容を記しており、本像は経典に極めて忠実な像であると考えられています。

「千手先眼陀羅尼経」が写経された天平年間には、天平12年8月に藤原広嗣の乱が起こり、同年9月15日には勅願により国ごとの観世音像の造像と観世音経の写経が行われています。この際の観音像の像容は本像と一致することから、葛井寺像は藤原広嗣の乱鎮圧を祈念して造立されたものであると考えられています。



「唐招提寺」の国宝「千手観音立像」を見た時も「すごい」と感じましたが、こちらの仏様も負けてはいません。

「本当にすごい」の一言です。

大きさも形も「唐招提寺」のものとは違いますが、こちらの方がバランスよく手がついているように思えました。

これこそが千手観音だと言わんばかりの手の多さです。

よくこんな仏像が作れたなあと思います。

昔の仏師の技術の高さにただただ関心します。

お寺の方の説明を聞いて一番心に残ったのは、この仏様には11のお顔を持っておられ、怒った顔や泣いた顔などいろいろなお顔がありますが、正面からは見えない後ろにに大笑いされた顔があるそうで、「笑うのも修行のうち」なんだとおっしゃっていました。

今の世の中暗い話ばかりの毎日ですけど、笑うのも修行なら精一杯笑って暮らそうという気持ちにさせられました。

そしてこの無数の手で僕の悩みや苦しみが救われますようにお祈りをしました。

まさに感動のひと時でした。

悔いが残らないように十分ご本尊を拝んでから「本堂」を後にした僕でした。

あとここ「葛井寺」には西国三十三箇所全てのお寺の名前がきざまれた「西国三十三観音御砂踏」というものが「南大門」をくぐってすぐ左側にあります。

葛井寺


西国三十三箇所を全て回ったのと同じようなご利益があるんでしょうか?

僕はそう信じて一つ一つ回ってみました。

きっとご利益があると思います。

以上がご本尊のご開帳でにぎわう「葛井寺」の探索記でした。

本当にこの日は充実した一日になりました。

河内長野市の「観心寺」の国宝「如意輪観音坐像」
藤井寺市の「道明寺」の国宝「十一面観音立像」
そしてここ藤井寺市の「葛井寺」の国宝「千手観音坐像」

全てが本当に素晴らしい仏様でした。

2年前からこの日を待ってやってきただけに感慨も一塩です。

わが地元大阪にも奈良や京都に負けない素晴らしい国宝彫刻がありました。

これで僕の小さな夢の一つ、近畿2府4件の国宝彫刻121件中98件を肉眼で拝観することができました。

まだまだ先は長いですけど、コツコツ1つずつ積み重ねていきたいと思っています。

次回は前回時間の都合で拝観出来なかった宇治の「平等院」の国宝彫刻を見に行こうと思っています。

その時の様子はまた次回報告いたします。

それではまた。

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拝観料 拝観料(開扉日) 300円

駐車場 あります 有料

時間 境内自由(本尊の開帳は毎月18日のみ)







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2010.4.18 大阪府の国宝建造物と彫刻探索の旅 
観心寺 道明寺 葛井寺

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