スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

平等院(びょうどういん) 2010.4.24 その三 国宝「阿弥陀如来坐像」と「雲中供養菩薩像」と地図

まずは「平等院」の動画をご覧ください




2010.4.24 「平等院」の様子を引き続きご紹介していきます。

今回は3回目になります。

前2回で「平等院」についてや「平等院鳳凰堂」についてはご紹介しましたのでそちらの記事を参照してください。

「平等院」その一はこちらへ

「平等院」その二はこちらへ

平等院
国宝「平等院鳳凰堂」(びょうどういんほうおうどう)


いよいよ「鳳凰堂」の中へ。

平等院
国宝「阿弥陀如来坐像」
パンフレットより

国宝「阿弥陀如来坐像」(あみだにょらいざぞう)
仏師定朝の確証ある唯一の遺作。寄木造漆箔、像高284cm。定朝は和様彫刻様式の大成者、また寄木造技法の完成者として日本彫刻史上著名な仏師です。円満な面相、浅く流れる衣文などを特色とする定朝の優美で温和な作風は、「仏の本様」と称されて平安時代の貴族にもてはやされ、以後の仏像彫刻には定朝様(よう)が流行しました。定朝が制作した法成寺(藤原道長が建立した寺)などの仏像はことごとく失われ、晩年の作品である平等院像は、彼の作風を具体的に知ることのできる唯一の遺品として、きわめて貴重なものです。像内納入品の木板梵字阿弥陀大小呪月輪(もくはんぼんじあみだだいしょうじゅがちりん)と木造蓮台は国宝の附(つけたり)指定となっています。

平等院
国宝「阿弥陀如来坐像」と国宝「天蓋」(本尊の頭上)
パンフレットより

本尊阿弥陀如来像の頭上に吊られた木造天蓋で、像とは別個に、彫刻部門の国宝に指定されています。折上小組格天井形の方蓋と、その内側に吊る円蓋からなり、透彫と螺鈿で装飾されています。

平等院
国宝「雲中供養菩薩像」(うんちゅうくようぼさつぞう) 52躯のうち南1号
パンフレットより

平等院
国宝「雲中供養菩薩像」 52躯のうち北25号
パンフレットより

平等院
国宝「雲中供養菩薩像」 52躯のうち南12号
パンフレットより

平等院
国宝「雲中供養菩薩像」 52躯のうち南20号
パンフレットより

国宝「雲中供養菩薩像」(うんちゅうくようぼさつぞう) 52躯
鳳凰堂中堂の長押上の壁を飾る浮き彫りの菩薩像。飛雲に乗り、阿弥陀如来とともに来迎する菩薩像を表わしたもので、52体(2008年に追加指定された1 体を含む)が国宝に指定されています。各像のポーズは変化に富み、琴、琵琶、縦笛、横笛、笙、太鼓、鼓、鉦鼓などの楽器を奏する像が27体あり、他には合掌するもの、幡や蓮華などを持つもの、立って舞う姿のものなどがある。菩薩形の像が主だが、僧形の像も5体ある。本尊阿弥陀如来像と同様、天喜元年(1053年)の作とされるが、補修はかなり多く、頭部が明治時代の修理で補作されているもの、像全体が鎌倉時代の補作であるものが各数体ある。現存52体だが、当初全部で何体あったのかは定かでない。52体のうち半数の26体は鳳翔館に移されています。



ついにご本尊とのご対面をはたしました。

感動です。すぐに手を合わせました。

大きな仏様です。

まだ十分に金箔も残っていてそれはそれは神々しい仏様です。

お寺の方の説明では寄木造という作り方で体の部分部分を別々に作って組み合わせ、その上に金箔が貼られているそうです。天才仏師「定朝」の作だと唯一わかっている作品だそうです。

ご本尊の頭上にかかっている国宝「天蓋」もきらびやかなものでした。

さらに壁にかかっている国宝「雲中供養菩薩像」も素晴らしいものでした。

52体のうち半数は「鳳翔館」に展示されています。

そう広くはないお堂の中に52体の菩薩が雲に乗っている様子を想像すると胸がわくわくするのでした。

堂内の扉や壁に描かれた絵も素晴らしいの一言です。

平等院
「鳳凰堂扉絵 九品来迎図 下品上生」
パンフレットより

国宝「鳳凰堂壁扉画」(ほうおうどうへきひが)14面
中堂の扉10面、壁4面は、国宝建造物の一部であるとともに、そこに描かれた絵は絵画部門の国宝にも指定されています。主な主題は「観無量寿経」に基づく九品来迎図です。壁画の構成は以下のようになっています。
*正面中央扉(2面)上品上生図
*正面北扉(2面)上品中生図
*正面南扉(2面)上品下生図
*北面扉(2面)中品下生図
*北面壁(1面)中品中生図
*南面扉(2面)下品上生図
*南面壁(1面)下品中生図
*本尊後壁正面(1面)図様不明(阿弥陀供養図とする説が有力)
*本尊後壁背面(1面)下品下生図・中品下生図
*西面(背面)扉(2面)日想観図

以上のうち、北面壁、南面壁、本尊後壁(表裏)は当初は土壁で、壁画が描かれたのは鎌倉時代に下るとされていましたが、本尊後壁については創建時にさかのぼるとの新説もあります。扉絵は創建当初のものですが、正面中央の2面の扉は、もっとも消耗が激しかったためか、江戸時代の寛文10 年(1670年)の修理の際に取りかえた新しい扉になっており、国宝の14面には含まれない「附(つけたり)指定」となっています。その他の画面も剥落がはげしく、画面には江戸時代末期の落書きも目立つが、平安時代後期 - 鎌倉時代の貴重な絵画遺品です。なお、正面と南北側面のオリジナルの扉は取り外して宝物館に収められており、代わりに復元模写の扉がはめられています。

この後行った「鳳翔館」でみたCGで再現された建立当初堂内の映像は本当に素晴らしかったです。

まさに堂内は極楽浄土そのもだったんではないでしょうか。

2年間溜まっていたストレスが一気に解消されました。

あっという間の20分でした。

ずっとここにいたいという気持ちを抑えつつ「鳳凰堂」を後にした僕でした。

この後も「鳳凰堂」の周りを何回も行ったり来たりしました。

本当にいつまで見ていても飽きが来ない「鳳凰堂」でした。

この後平等院塔頭寺院の「最勝院」「浄土院」や「羅漢堂」「不動堂」「養林庵書院」などのおもな建造物を探索しました。
平等院
「最勝院」

平等院塔頭2ヶ寺の1つで天台宗寺門派聖護院末です。
平等院
「浄土院」

浄土院は平等院の塔頭で、浄土宗の栄久(えいく)上人が、明応年間(15世紀後半)に平等院修復のために開創した寺と伝えられています。
平等院
「羅漢堂」

茶師星野道斎とその息子たちにより寛永17年(1640)に建立されました。
平等院
「不動堂」

不動明王を本尊とする最勝院の本堂です。
平等院
「不動堂」の横にある源頼政の墓地

平等院
「養林庵書院」

養林庵書院は桃山城の遺構と伝えられ、その障壁画は宇治市指定文化財で、床の間には雪景山水図、襖には籬(まがき)に梅図、天袋には花卉(かき)図が描かれています。

そして最後に「鳳翔館」に行きました。
平等院
「鳳翔館」


この「鳳翔館」は必ず行った方がいいと思います。

国宝「梵鐘」、国宝「雲中供養菩薩像」26躯、国宝「鳳凰」(ほうほう)1対、国宝「鳳凰堂中堂扉画」8幅等が展示されていますし、CGによる建立当初の「鳳凰堂」の様子を再現した映像が見られたりします。

平等院
国宝「梵鐘」(ぼんしょう)
パンフレットより

鳳凰堂と同じ11世紀頃の制作と推定されます。全面に天人、獅子、唐草文様などの繊細な浮き彫りを施した、他に例を見ない鐘です。「音の三井寺」、「銘の神護寺」、「姿、形の平等院」と謳われ、神護寺、園城寺(三井寺)の鐘とともに、「天下の三名鐘」に数えられています。現在鐘楼にある梵鐘は複製で、実物は鳳翔館に収蔵されています。

平等院

この「鳳翔館」の東側にある「鐘楼」に架かっている「梵鐘」はレプリカです。

平等院
国宝「鳳凰」(南方)
パンフレットより

もと鳳凰堂の屋根上にあったもので、鳳翔館に収蔵されています(現在、屋根上にある鳳凰は複製)。高さ約2.3メートルで、くちばしから尾羽に至るまで精巧に作られています。

まさに時の経つのも忘れる程あっという間に3時間が経っていました。

「鳳翔館」を出た後もう一度「鳳凰堂」を見て「平等院」を後にした僕でした。

以上が3回にわたってご紹介した「平等院」でした。

今日3件の国宝彫刻を新たに拝観しましたので近畿2府4県の国宝彫刻121件中101件を肉眼で拝観したことになりました。

記念すべき日になりました。

100件目が「平等院」で本当によかったです。

達成感一杯で次の目的地「宇治上神社」へと歩き出す僕でした。

しかしこの続きは次回ということで。

それではまた!

平等院その一へ 平等院その二へ

宇治上神社へ

この度「世界遺産と国宝の旅の地図 in関西」はブログランキングに参加しました。
バナーにクリックしていただければ光栄です。
 
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村

「平等院」公式ホームページへ

拝観料 大人600円、中・高校生400円、小人300円
      鳳凰堂内拝観料(志納) 300円

駐車場 近くに民間駐車場があります。 700円くらい

時間 8:30~17:30、鳳翔館9:00~17:00、鳳凰堂9:30~16:10(20分ごと、50人定員、当日申し込み)


大きな地図で見る






じゃらん.netで京都の宿をチェックする


2010.4.24 京都府の国宝建造物と彫刻探索の旅 
平等院その一 平等院その二 平等院その三 宇治上神社

2008.3.22の平等院探索記その一へ その二へ

★世界遺産と国宝探索記目次へ>>>

スポンサーサイト
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
亀吉の探索済みの京都府の世界遺産と国宝スポット
亀吉の探索済みの奈良県の世界遺産と国宝スポット
奈良県には国宝建造物64件国宝彫刻70件があります 
奈良のお寺・神社一覧(178件)

奈良公園周辺

興福寺
2008.2.24
2009.12.26
2010.10.23

東大寺
2008.2.24(1)(2)
2009.12.26
2010.4.11
2010.12.16
2011.3.4
2011.4.9
2011.8.15
2012.1.14

正倉院

春日大社
2008.2.24
2010.12.16
2011.8.15

元興寺
2008.2.24
2012.1.14

平城宮跡
2009.12.26
2010.5.1

春日山原始林

平城京左京三条二坊宮跡庭園

新薬師寺

十輪院
2008.3.8
2012.1.14

奈良国立博物館
2009.12.26
2010.10.23



奈良南西部及び西の京
佐保、佐紀路辺り


薬師寺
2008.2.24
2010.10.23
2011.3.19

唐招提寺
2008.2.24
2009.11.8
2010.6.5(1)(2)

秋篠寺

般若寺

法華寺
2008.3.8
2010.3.22

海龍王寺


旧柳生街道

円成寺


天理市

石上神宮


奈良市西部

長弓寺

霊山寺


斑鳩の里

法隆寺 
2008.3.2(1)(2)(3)(4)
2009.12.12(1)(2)(3)(4)
2010.3.13
2010.3.22
2010.4.11

法起寺

中宮寺


葛城市

当麻寺
2008.3.2
2010.4.29(1)(2)



飛鳥 桜井

岡寺

聖林寺

長谷寺
2008.3.2
2011.4.29

安倍文殊院new


宇陀市

室生寺

宇太水分神社


五條市

栄山寺


吉野

金峯山寺
2008.3.16
2010.10.16

吉野水分神社

赤字は世界遺産
亀吉の探索済みの滋賀県の世界遺産と国宝スポット
滋賀県には国宝建造物22件国宝彫刻4件があります


大津市

石山寺

園城寺 
2008.4.12
2010.8.7
2011.10.29

日吉大社

延暦寺


野洲市

御上神社

大笹原神社


蒲生郡

苗村神社


彦根市

彦根城


長浜市

渡岸寺(向源寺)

竹生島 宝厳寺と都久夫須麻神社


犬上郡

西明寺


愛知郡

金剛輪寺


湖南市

善水寺

常楽寺

長寿寺

赤字は世界遺産
亀吉の探索済みの和歌山県の世界遺産と国宝スポット
和歌山県には国宝建造物7件国宝彫刻5件があります


高野山

金剛峰寺
2008.5.4(1)(2)
2011.10.20(1)(2)(3)(4)(5)

金剛三昧院
2008.5.4
2011.10.20

慈尊院と丹生官省符神社と丹生都比売神社
2008.5.4
2011.10.20


岩出市

根来寺


海南市

善福院

長保寺


日高郡

道成寺

赤字は世界遺産

亀吉の探索済みの兵庫県の世界遺産と国宝スポット
兵庫県には国宝建造物11件国宝彫刻1件があります

姫路市

姫路城


神戸市

太山寺
加古川市

鶴林寺
小野市

浄土寺
加西市

一乗寺
加東市

朝光寺

赤字は世界遺産
亀吉の探索済みの大阪府の国宝スポット
大阪府には国宝建造物5件国宝彫刻4件があります


大阪市

住吉大社
2008.3.22
2011.10.1


藤井寺市

葛井寺
2008.3.30
2010.4.18

道明寺
2008.3.30
2010.4.18


河内長野市

観心寺
2008.3.30
2010.4.18


堺市

桜井神社


貝塚市

孝恩寺


泉佐野市

慈眼院


交野市

獅子窟寺


サイドバー2下の追尾スペース
ここに追尾させたいものを記載します。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。