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當麻寺(たいまでら)の国宝と地図 2010.4.29 その一

まずは「當麻寺」の動画をご覧ください!




2010.4.29 今回は2008.3.2以来の奈良県葛城市の「當麻寺」を訪れてみました。

なぜ「當麻寺」なのか?

僕も100ヶ所近い世界遺産や国宝スポットを探索してきましたが、いろんなところに行けば行くほどこの「當麻寺」はすごかったんだなということが実感してきました。

2年前はまだ、ただ単に国宝のある寺だから行ってみようぐらいの気持ちでした。

でも今はこのお寺がどれだけすごいかがだんだんわかってきました。

だからもう一度しっかりと探索してみたいと思い今回は「當麻寺」を選びました。

それにこの時期は「牡丹」が見ごろだということでなおさら興味をそそったのです。

ということで早速ご紹介します。

今回は愛車「ホンダ TODAY 50cc」ででかけました。

自宅の東大阪から外環状線を走り、国道25号線を奈良方面へ、そして国分で国道165号線に入りそこから20分もあれば「當麻寺」に到着です。

自宅から1時間もかかったかどうかぐらいでした。

当麻寺
「仁王門」(東大門)

当麻寺
「金剛力士像」(うん形)

当麻寺
「金剛力士像」(あ形)

「當麻寺」の玄関「仁王門」(東大門)には「仁王さま」こと「金剛力士像」2体が門を守っています。

この「仁王門」をくぐると「當麻寺」の境内です。


ウィキペディア(Wikipedia)より
當麻寺(当麻寺、たいまでら)は、奈良県葛城市にある飛鳥時代創建のお寺です。法号は「禅林寺」。山号は「二上山」。創建時の本尊は弥勒仏(金堂)ですが、現在信仰の中心となっているのは当麻曼荼羅(本堂)です。宗派は高野山真言宗と浄土宗の並立となっています。開基は聖徳太子の異母弟・麻呂古王とされますが、草創については不明な点が多い。

西方極楽浄土の様子を表わした「当麻曼荼羅」の信仰と、曼荼羅にまつわる中将姫伝説で知られる古寺です。毎年5月14日に行われる練供養会式(ねりくようえしき)には多くの見物人が集まりますが、この行事も当麻曼荼羅と中将姫にかかわるものです。奈良時代 - 平安時代初期建立の2基の三重塔(東塔・西塔)があり、近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺としても知られます。

中将姫の蓮糸曼荼羅(当麻曼荼羅)の伝説で知られる當麻寺は、二上山(にじょうざん、ふたかみやま)の麓に位置します。當麻寺がある奈良県葛城市当麻地区(旧・北葛城郡當麻町)は、奈良盆地の西端、大阪府に接する位置にあります。この地にある二上山は、その名のとおり、ラクダのこぶのような2つの頂上(雄岳、雌岳という)をもつ山で、奈良盆地東部の神体山・三輪山(桜井市)と相対する位置にあります。二上山は、大和の国の西に位置し、夕陽が2つの峰の中間に沈むことから、西方極楽浄土の入口、死者の魂がおもむく先であると考えられた特別な山であった。

二上山の南を通る竹内(たけのうち)街道は、河内と大和を結ぶ主要な交通路で、古代には中国大陸や朝鮮半島から渡来の文物が難波(大阪)の港から都へと運ばれるルートでもありました。平安時代の浄土教僧で「往生要集」の著者である恵心僧都源信はこの地方の出身です。また、当麻の地は折口信夫(釈迢空)の幻想的な小説「死者の書」の舞台としても知られます。

当麻は、山道が「たぎたぎしい(険しい)」ことから付けられた名であるとの通説があるが、神功皇后の母方の先祖(アメノヒボコの子孫)、尾張氏、海部氏の系図を見ても頻繁に但馬と当麻あるいは葛城との深い関係が類推されます。

當麻寺はこの地に勢力をもっていた豪族「当麻氏」の氏寺として建てられたものです。寺には仏像、梵鐘、石灯籠など、いずれも奈良時代前期(7世紀後半)にさかのぼる遺物があり、寺の草創はこのころと推定されますが、創建の正確な時期や事情については正史に記録が見えず、今ひとつ明らかでありません。

当麻曼荼羅への信仰が広がり始めた鎌倉時代になって、ようやく各種書物や記録に草創縁起が見られるようになります。その早い例は、12世紀末、鎌倉時代初期の建久2年(1191年)に成立した「建久御巡礼記」という書物です。これは、興福寺の僧・実叡が大和の著名寺社を巡礼した際の記録です。

當麻寺について同書には、聖徳太子の異母弟である麻呂古王が弥勒仏を本尊とする「禅林寺」として草創したものであり、その孫の当麻真人国見(たいまのまひとくにみ)が天武天皇10年(681年)に役行者(えんのぎょうじゃ)ゆかりの地である現在地に移したものだ、とあります。

一方、「上宮太子拾遺記」(嘉禎3年・1237年)所引の「当麻寺縁起」によれば、當麻寺は推古天皇20年(612年)、麻呂古王が救世観音を本尊とする万宝蔵院として創建したもので、当初は今の當麻寺の南方の味曽路という場所にあり、692年に現在地に移築されたとする。なお、万宝蔵院の旧所在地については河内国山田郷(大阪府交野市あたり)とする史料もあります。

平安時代末期、いわゆる末法思想の普及に伴って、来世に阿弥陀如来の西方極楽浄土に生まれ変わろうとする信仰が広がり、阿弥陀堂が盛んに建立された。この頃から當麻寺は阿弥陀如来の浄土を描いた「当麻曼荼羅」を安置する寺として信仰を集めるようになる。中でも浄土宗西山派の祖・証空は、貞応2年(1223年)に「当麻曼荼羅註」を著し、当麻曼荼羅の写しを十数本制作し諸国に安置して、当麻曼荼羅の普及に貢献しました。



ここで僕の大好きな国宝のご紹介
建造物
*東塔 
*西塔 
*本堂(曼荼羅堂)
彫刻
*弥勒仏坐像 
その他
*当麻曼荼羅厨子 
*綴織当麻曼荼羅図 
*梵鐘 
*倶利伽羅竜蒔絵経箱
以上


当麻寺
「當麻寺境内図」
パンフレットより


ここまで読んでいただいただけでもこのお寺が相当すごいお寺なんだとおわかりいただけるでしょう。

じっくり境内を探索していきます。

境内に入るとすぐに「鐘楼」が建っています。
当麻寺
「鐘楼」

この「鐘楼」にかかっている「梵鐘」は日本最古のもので国宝に指定されています。

「鐘楼」を過ぎると左手に「中之坊」があります。

「中之坊」については後ほど紹介します。

さらに行くと左手に「金堂」右手に「講堂」が南北に並んで建っています。
当麻寺
「金堂」

当麻寺 金堂

金堂には6体の仏像が安置されています。
中央億には国宝「弥勒仏坐像」が安置されています。
当麻寺
国宝「弥勒仏坐像」
パンフレットより

国宝「弥勒仏坐像」(みろくぶつざぞう)
金堂の本尊です。像高約2.2メートル。塑像(粘土製の像)は奈良時代には盛んに制作されましたが、寺の本尊像を塑像とするのは比較的珍しい。本像の張りのある面相は、奈良・興福寺の「仏頭」の作風に通ずるものがあり、當麻寺草創期の天武朝(7世紀末)の造像と推定されます。日本にある塑像としては最古例の1 つです。

重文「四天王立像」
金堂須弥壇の四隅を護る。日本における四天王像の作例としては、法隆寺金堂像に次いで2番目に古い。また、日本における乾漆造の作例としても最古に属する貴重な作品です。後世の四天王像が一般に激しい動きを表し、威嚇的ポーズを取るのに対し、當麻寺の四天王像は静かな表情で直立しており、その顔貌には異国風が感じられます。各像とも補修や後補部分が多く、4体の中で持国天像は比較的当初の部分を残すが、多聞天像は全体が鎌倉時代の木彫に代わっています。

「金堂」内部は本当に素晴らしかったです。

一見の価値ありだと思います。

当麻寺
「講堂」


「講堂」にも本尊阿弥陀如来坐像のほか、多くの仏像が安置されています。

「金堂」「講堂」を一通り拝観した僕は、本来「本堂」へ行くところなんですが、まず僕にとっては一番の注目の「東塔」と「西塔」の二つの国宝「三重塔」を見に行くことにしました。

まずは「西塔」へ。

「西塔」へは「本堂」を南に向かって行きます。

その途中に「石灯篭」があります。
当麻寺
「石灯篭」

日本最古の「石灯篭」です。(白鳳時代)
松香石で作られているそうです。

この「石灯篭」をまっすぐ行った階段の上に国宝「当麻寺西塔」は建っています。
当麻寺
国宝「当麻寺西塔」

国宝 「当麻寺西塔」(たいまでらさいとう)
平安前期
三間三重塔婆、本瓦葺

そして「西塔」から見て東側「中之坊」の南側の小高い階段の上に国宝「当麻寺東塔」が建っています。

当麻寺
国宝「当麻寺東塔」

国宝「当麻寺東塔」(たいまでらとうとう)
奈良時代
三間三重塔婆、本瓦葺

国宝「当麻寺西塔」と国宝「当麻寺東塔」
いずれも三重塔です。東塔は初重が通常どおり3間(柱が一辺に4本立ち、柱間が3つあるという意味)であるのに対し、二重・三重を2間とする特異な塔です(日本の社寺建築では、柱間を偶数として、中央に柱が来るのは異例)。これに対し、西塔は初重、二重、三重とも柱間を3間とする。また、屋根上の水煙(すいえん)という装飾のデザインを見ると、西塔のそれはオーソドックスなものだが、東塔の水煙は魚の骨のような形をした、変わったデザインのものです(ただし、創建当初のものではないらしい)。細部の様式等から、東塔は奈良時代末期、西塔はやや遅れて奈良時代最末期から平安時代初頭の建築と推定されます。東西の塔にデザインや建築時期の違いは若干あるものの、近世以前の東西両塔が現存する日本唯一の例として、きわめて貴重なものです。

つまりここ「當麻寺」しか近世以前の東西両塔が現存するお寺は無いということです。

それだけでもすごいことだとは思いませんか?

プラス日本最古が盛りだくさん。

はっきり言って「世界遺産」に選ばれてしかるべくお寺なんではないかと思うのは僕だけでしょうか?

「平城京」か「法隆寺」の近くにあったら間違いなく「世界遺産」に選ばれていたと思います。

僕がもう一度来てみたくなった理由がおわかりいただけたでしょうか。

さらにこの「當麻寺」には「當麻曼荼羅」と「中将姫伝説」などがあります。

本当に魅力たっぷりのお寺です。

話が長くなりそうですので続きは次回にしたいと思います。

「本堂」(曼荼羅堂)や「奥院」そして「中之坊」そして綺麗に咲いていた「牡丹」などもご紹介したいと思います。

それではまた!

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「当麻寺」公式ホームページへ

拝観料 大人500円/小学生250円 (5/13,14,15は600円/300円)

駐車場あります。1日500円







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2010.4.29 奈良県の国宝建造物と彫刻探索の旅 
當麻寺その一 當麻寺その二

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世界遺産と国宝の旅の地図 in関西 當麻寺(たいまでら)の国宝と地図 2010.4.29 その一
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