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唐招提寺(とうしょうだいじ)の国宝「鑑真和上坐像」開帳そのニ

まずは「唐招提寺」の様子を動画ででご覧下さい!




2010.6.5 奈良県の「唐招提寺」に行ってきました。

前回に続いてその時の様子をご紹介します。前回の記事はこちらへ

1時間半並んで「御影堂」の国宝「鑑真和上坐像」を拝観し、「鑑真和上御廟」に行った後「新宝蔵」で「天平の鴟尾」と「鎌倉の鴟尾」を見てきた僕はいよいよ「金堂」へ。

前回も書いたように、最近CS放送のヒストリーチャンネルで「唐招提寺スペシャル」という番組を見ました。

1999年の唐招提寺金堂の解体修理の最初から2009年の最後までの一部始終を2時間番組計14回に渡って放送していました。

その放送を見て本当に古社寺を保存するということがいかに大変であるかを知りました。

それと同時に職人さんたちの素晴らしい技にも感動しましたし、木で出来た建物がいかに強くて素晴らしいものかも知ることができました。

鉄は錆びたらおしまいですけど、木は継ぎ足せばいくらでも長持ちさせることができるんですね。

柱の腐った所も「継ぎ手」という技で釘を使わずに修復されています。

とにかく古い部材もできるだけ使えるものは使うというのが古社寺修理の鉄則だそうです。

創建当初の部材もたくさん残っていましたし、今も使われています。

特に「天平の鴟尾」は今回の修理で交換されるまで1200年以上ず~っと屋根の上で金堂を守り続けてきました。

これはまさに「奇跡」だそうです。創建当初からの鴟尾が残っているのは世界でもこの鴟尾だけだそうです。

そんな「天平の鴟尾」も今は引退して「新宝蔵」に展示されています。

新しく「平成の鴟尾」を作られた山本さんたちも大変苦労して「鴟尾」を完成させていました。

この「平成の鴟尾」がまた千年以上もつことを祈りたいと思います。

とにかく職人さんたちの知恵と技のおかげで1200年の間に数回の大修理を経て今も建ち続ける国宝「唐招提寺金堂」です。

唐招提寺
国宝「唐招提寺金堂」

国宝「唐招提寺金堂」(とうしょうだいじこんどう)
奈良時代
桁行七間、梁間四間、一重、寄棟造、本瓦葺
ウィキペディア(Wikipedia)より
奈良時代建立の寺院金堂としては現存唯一のものである(奈良・新薬師寺の本堂は奈良時代の建築だが、元来は食堂として建てられたものである)。2000年から解体修理(「平成の大修理」)が行われ、2009年11月1日-3日に落慶行事が行われました。寄棟造、本瓦葺きで、大棟の左右に鴟尾(しび)を飾ります。このうち西側の鴟尾は創建当初のもので、東側は鎌倉時代の元亨3年(1323年)の補作であったが、いずれの鴟尾も劣化が甚だしいため、平成の大修理に伴い、屋根上から下ろして別途保管することとなり、屋根上には新しい鴟尾が飾られています。
古い鴟尾は新宝蔵に展示されています。
正面 7間、側面4間(「間」は長さの単位ではなく、柱間の数を表わす)で、手前の7間×1間を吹き放し(壁、建具等を設けず、開放とする)とすることがこの建物の特色である。吹き放しとなった堂正面には8本の太い円柱が並び、この建物の見所となっています。建物は文永7年(1270年)と元禄6年 - 7年(1693年 - 1694年)に修理されている。特に元禄の修理は大規模で、当初は垂木の上に直接屋根瓦を葺いていたものを改めて屋根裏を設け、近世風の小屋組とした。そのため屋根高は創建時より2メートル以上高くなっている。外面の各所に打ちつけられた長押も元禄材で、創建当初は現状よりせいの低い長押が用いられていました。明治31年から32年(1898年 - 1899年)の修理では屋根裏の構造を再度改め、洋小屋組(西洋風のトラス組)としています。何度も修理が重ねられて来たが、平成の大修理に伴う調査の結果、当初材が良好に残存していることがわかりました。地垂木は9割が当初材であり、扉も当初材を加工して使用しています。2005年、奈良県教育委員会の発表によれば、金堂の部材には西暦781年以降に伐採されたヒノキ材が使用されており、建立は同年以降ということになります。
堂内には中央に本尊・廬舎那仏坐像、向かって右に薬師如来立像、左に千手観音立像の3体の巨像を安置するほか、本尊の手前左右に梵天・帝釈天立像、須弥壇の四隅に四天王立像を安置する(仏像はいずれも国宝)。廬舎那仏、薬師如来、千手観音の組み合わせは他に例がなく、経典にもみえないことからその典拠は明らかでありません。東大寺(本尊は廬舎那仏)、下野薬師寺、筑紫観世音寺を「天下三戒壇」と称するが、唐招提寺の三尊は廬舎那仏・薬師・観音の組み合わせで天下三戒壇を表しているとする説もあります。
唐招提寺


唐招提寺

軒の反りがたまらなく素晴らしいです。
屋根の瓦の色が違っているのは古い瓦と新しい瓦を使っているからだと思います。

唐招提寺

金堂は36本の柱によって支えられています。

唐招提寺

手前の柱を見ると下の方が継ぎ手によって新しい木が補強されています。

唐招提寺

僕の大好きな屋根の裏です。垂木と組み物が綺麗に並んでいます。

いろいろな思いを込めて「金堂」の諸尊に手を合わせる僕でした。感謝。

「金堂」に穴が開く程ず~っと眺めていました。

しかしいくら見ていても飽きが来ない建物です。

堂内の巨大な仏像も素晴らしいです。

特に国宝「千手観音立像」は、「平成の大修理」の際、1度全部の手(953本)をバラバラにしてもう一度組みなおすという修理がされています。

本当に気の遠くなるような細かい作業です。

建物だけでなく仏像も大掛かりな修復作業がおこなわれたのです。

この素晴らしい「金堂」が永遠に輝き続けますように。

名残は尽きませんが、「唐招提寺」を後にした僕でした。

その他の素晴らしい建造物は以前にも紹介していますので、写真だけご掲載しておきます。

唐招提寺
国宝「唐招提寺講堂」(とうしょうだいじこうどう)


唐招提寺
国宝「唐招提寺鼓楼」(とうしょうだいじころう)


唐招提寺
国宝「唐招提寺経蔵」(とうしょうだいじきょうぞう)右と「唐招提寺宝蔵」(とうしょうだいじほうぞう)左


この日「唐招提寺」を訪れて「鑑真和上坐像」と「金堂」を見て改めて「すごいお寺やな」と感じました。

最近「パワースポット」が流行ですけど、間違いなく「金堂」はパワースポットでしょう。

というか、これほどのパワーを持った建物はそうそうありませんよ。

これからも僕は「唐招提寺」に通い続けるつもりです。

疲れた時に癒してもらおうと思います。

ということで今回の「唐招提寺」探索記は終了です。

次のスポットを探します。

それではまた!

「唐招提寺」公式ホームページへ

拝観料
大人・大学生 600円 高校生 400円 中学生 400円  小学生 200円
特別展は上記拝観料のほかに別途料金がかかります。

駐車場 500円

時間 8時30分~17時


大きな地図で見る


2008.2.24の唐招提寺探索記へ

2009.11.8の唐招提寺探索記へ

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