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番外編 西国三十三箇所巡礼 第五番札所 紫雲山 葛井寺(ふじいでら)の御朱印

まずは葛井寺の様子を動画でご覧ください。

動画を見るには画面真ん中をクリックしてください。


2012.2.4 より始めた「西国三十三箇所巡礼の旅」の続きをご紹介します。

「南法華寺」(壷阪寺)を後にした僕は車でこの日の最終目的地大阪府藤井寺市の「葛井寺」へと向かいました。

「葛井寺」は近鉄藤井寺駅から歩いてすぐの所で昔プロ野球「近鉄バファローズ」の球場「藤井寺球場」があったところにもほど近いところにあります。

ちなみに僕は阪神ファンです。

さっき行った「南法華寺」はかなり山奥のお寺でしたが、それと比べると「葛井寺」は都会の中のお寺です。

そして「世界遺産と国宝探索記」ではすでに2回ご紹介しているお寺です。

歩いて5分ぐらいの所にある駐車場に車を止めて「葛井寺」へ。

今回は「西国三十三箇所巡礼」で「葛井寺」にやって来ましたが、過去2回でほとんど「葛井寺」については書き尽くしてしまった感があります。

さらに言うとそれほど写真も撮っていません。

ですので前2回とほとんど内容も変わらないし、写真も前2回に来た時のものも使用します。

今回の目的はあくまでも御本尊を参拝し、御朱印をもらうことです。

番外編ということでお許しください。

葛井寺


葛井寺
「南大門」


「南大門」をくぐると正面奥に「本堂」があります。

御朱印はここにある「納経所」でいただきます。

葛井寺
「本堂」


ここでウィキペディアの説明文を引用して葛井寺について


葛井寺(ふじいでら)は、大阪府藤井寺市藤井寺一丁目にある真言宗御室派の寺院。藤井寺、剛琳寺とも称する。山号は紫雲山。本尊は千手観音。西国三十三箇所第五番札所。

創建

寺伝では神亀2年(725年)、聖武天皇の勅願で行基が創建し、古子山葛井寺(紫雲山金剛琳寺)の勅号を得たとされ、平安時代になって平城天皇の皇子・阿保親王が再興したとされている。近世の地誌類や再興勧進帳でも以上の寺伝を踏襲しているが、実際は百済王族の子孫である渡来人系氏族葛井(藤井)連(ふじいのむらじ)の氏寺として、8世紀中頃に創建されたと推定される。なお、平安時代初期に寺を再興したと伝えられる阿保親王の母も藤井氏である。

白猪氏氏寺

百済辰孫王の後裔氏族である、船氏、津氏とならぶ白猪氏の氏寺として7世紀中葉に建立が開始された。奈良時代の720年に白猪氏は葛井氏に改姓している。一族からは大安寺僧慶俊が出ている。

社伝では、大同元年(807)に葛井連道依娘の藤子と後の平城天皇との皇子である阿保親王によって再建された。また阿保親王の皇子である在原業平が奥の院を造営した。

中世以前の沿革については史料が乏しく、必ずしも明確でないが、本尊千手観音坐像は奈良時代の作品であり、境内から奈良時代の古瓦が出土することなどから、創建が奈良時代・8世紀頃にさかのぼることは間違いない。境内出土の瓦の1つに久安3年(1147年)の銘があり、その頃に造営事業が行われたことが推定される。平安時代後期から観音霊場として知られるようになり、西国三十三所観音霊場が成立すると、その一つに数えられるようになった。

永長元年(1096年)には、大和国賀留の里の住人・藤井安基が、荒廃した伽藍を修理したと伝える。南北朝時代には楠木正成が陣をしいたことがあるなど、たびたび兵火にさらされた。

当寺の伽藍は東西2つの三重塔をもつ薬師寺式伽藍配置であったが、明応2年(1493年)の兵火と永正7年(1510年)の地震で堂塔を失い、現存する建物は近世以降の再建である。



ここで葛井寺の御朱印です。

葛井寺


そして御詠歌です。

「参るより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲」

そしてご本尊は

「十一面千手千眼観世音菩薩」

です。



ここ「葛井寺」には建造物的にはこれといって目を見張るものはありません。

が、なんといっても「葛井寺」と言えば御本尊の国宝「乾漆千手観音坐像」(十一面千手千眼観世音菩薩像)でしょう。

葛井寺
国宝「乾漆千手観音坐像」(十一面千手千眼観世音菩薩像)
パンフレットより

本堂宮殿内に安置される当寺の本尊像。毎月18日以外は開扉されない秘仏である。8世紀半ばごろの作で、記録によれば鎌倉期には六角宝殿内に安置されていたという。八稜形框上に宝瓶を据えた五重蓮華座上に坐し、像高(髻頂部まで)は130.2cm(頂上仏面を含めた像高は144.2cm)。胸前で合掌する2本の手を中心に1039本の大小の脇手が円形に展開している。 合掌する本手を含む本体は大陸から伝来した脱活乾漆法(麻布を漆で貼り重ねて像の形をつくる)で造られ、これに木心乾漆の大小手(脇手)を組み合わせた構造で、X線透視による内部調査では天平前期乾漆像の特徴を示している。 脇手は持物をもつ大手38本、小手1001本(右500本、左501本)で、造像当初にはすべての脇手に墨描で眼が表されていたと考えられており、現在も一部の墨描が残存している。合掌手を除く大小の脇手は、像の背後に立てた2本の支柱に打ち付けられており本体とは離れているが、正面から見ると像本体から千手が生えているように見える。 日本に現存する千手観音像としては最古のものの一つ。脇手の一部、頭上面の一部、持物のすべて、台座蓮弁の大部分などを後補とする。彫像の千手観音像は40本(合掌手2本を合わせて42本)の手で「千手」を代表させるものが多いが、本像のように実際に千本の手を表現する千手観音像は少ない(本像のほかには唐招提寺金堂像などがある)。図像的には、宝鉢手を表さず、大手を通例の42本ではなく40本に表す点が珍しい。 『千手千眼陀羅尼経』が将来された天平年間には、天平12年8月に藤原広嗣の乱が起こり、同年9月15日には勅願により国ごとの観世音像の造像と観世音経の写経が行われている。この際の観音像の像容は本像と一致することから、葛井寺像は藤原広嗣の乱鎮圧を祈念して造立されたものであるとする説もある。


この観音様は毎月18日のみ御開帳される秘仏です。

したがってこの日は見ることができませんでした。

しかし前回は御開帳日に来ましたので御本尊を肉眼で拝観しました。

最近「亀吉のおすすめランキング国宝彫刻単体部門」というのをやってみましたが、本当に悩みました。

もしランキングするならこの「千手観音」をベスト10に入れる方はたくさんいらっしゃると思います。

単にお寺の御本尊というだけでなく、芸術作品としても価値は相当高いんじゃないでしょうか。

本当に仏像というものはすごいと思います。

芸術品としての仏像と、信仰の対象としての仏像。

2つの顔を持ってますものね。

日本にこれだけたくさんの仏像が残っているのはやはり信仰心の深さからなんではないでしょうか。

その証拠に日本の国宝彫刻全てが仏教関連ですものね。

その中でも「国宝」に指定されるような仏像は本当に貴重なものなんだと改めて思いました。

今回僕が始めた「西国三十三箇所巡礼」は三十三の観音様を巡礼していくというものですが、ここ「葛井寺」の千手観音以外にも国宝に指定されている観音様がいらっしゃいます。

「第九番札所 興福寺 南円堂」の国宝「木造不空羂索観音坐像」

「第十七番札所 補陀洛山 六波羅蜜寺」の 国宝「木造十一面観音立像」

です。

いずれも「秘仏」で、特に「六波羅蜜寺」の国宝「木造十一面観音立像」に至っては今年辰年にのみ12年に1度御開帳されるという貴重な国宝仏なんです。

楽しみでしかたありません。

この「西国三十三箇所巡礼」では今までに行ったことのあるお寺もありますし、はじめて行くお寺もあります。

いくつの新しい発見があるでしょうか。

ますますやる気が湧いてくる僕でした。

さすがに今回3回目の「葛井寺」では新たな発見はありませんでした。

しかし「納経帖」に御朱印が増えていくのは結構楽しいもんですね。

僕が子供の頃「仮面ライダーカード」というのが流行っていて、1枚1枚たまっていくのが嬉しかったのとなんか似たような気分です。

早く次の御朱印がもらいたくなってきます。

この日だけで「番外札所法起院」も含めて5つの御朱印を手に入れました。

しかしこれからが大変です。

段々家からの距離が遠くなっていきますからね。

さすがにこんなハイペースで回れるわけがありません。

コツコツやっていきます。

それに僕にはまだ「関西の世界遺産と国宝」を制覇するという最大の目標も残ってますからね。

特に「紀伊山地の霊場と参詣道」は難関中の難関です。

「第一番札所 那智山 青岸渡寺」もこれに含まれます。

このように1回で「西国三十三箇所巡礼」と「世界遺産と国宝探索記」が書けるようなところもあります。

とにかく一つ一つやっていくしかありません。

時間もお金もかかるでしょう。

しかし頑張りますのでお付き合いいただければうれしいです。

なんか今回は決意表明みたいになってしまいました。

ここ「葛井寺」はもちろん「西国三十三箇所巡礼」をするなら必ず行かなければならないお寺であります。

しかし出来ることなら御開帳日の18日がおすすめです。

ぜひ御本尊をその目で見て欲しいからです。

僕のような大阪府民なら行こうと思えばいつでも行けますけど、遠くからおこしの方はそうはいきませんからね。

カレンダーをチェックしてみてください。

それではあとは「葛井寺」の境内の写真を掲載しておきます。

最初にも書きましたが前に撮った写真もありますのであしからず。

葛井寺
「四脚門」


葛井寺
「阿弥陀二十五菩薩堂」


葛井寺
「十六番 清水寺」


「阿弥陀二十五菩薩堂」の横にはこのように「西国三十三箇所」の観音様の石仏が並んでいます。

僕が見たところ何箇所か抜けてたような気もしますが。

全て拝むと御利益はあるんでしょうか。

葛井寺
「大師堂」


葛井寺
「護摩堂」


葛井寺
「弘法大師像」


葛井寺
「青銅鳥居」


葛井寺
「紫雲石灯篭」


葛井寺
「弘法大師手掘り井戸」


あと上の方の「本堂」の写真の「本堂」の右側にある大きな「松の木」は「旗掛けの松」(三鈷の松)と呼ばれ、南北朝の動乱期、楠正成が本尊に戦勝祈願をしたとき、菊水の旗を掛けた木とされています。

三人の息子に、この三つ葉の松葉のように三人が力を合わせ一つになって武士道に励むよう誓わせたといいます。

「高野山」にも同じような「三つ葉の松葉」がありましたが、よく似ています。

この松の木の三つ葉も拾って財布に入れておくと御利益があるようですよ。

以上で「葛井寺」のお話は終わりです。

早速次週2月11日にも「西国三十三箇所巡礼」の旅に行ってきました。

しかしこの続きは次回ということで。

それではまた!

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拝観料 拝観料(開扉日) 300円

駐車場 あります 有料

時間 境内自由(本尊の開帳は毎月18日のみ)



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2010.4.18の葛井寺探索記へ

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